西野監督は試合後のインタビューで「やっぱり何か足りないんでしょうね」「この壁っていうのはまだ厚いかもしれないです」と言いつつも、世界トップクラスとの差とは「すべてだと思いますけど、わずかだと思います」とコメントしました。そうです。差は本当に僅かなんですが、世界のトップレベルとなるとその僅かな差を埋めることが物凄く大変。それはどんなスポーツでも言えますよね?同じ球技のテニスにしても、ゴルフにしても、ましてや陸上の100mとか0.01秒の世界です。ここを埋めるために皆必死に努力しています。
サッカーでそこを埋めるためには、次はやはり優勝を目指したチーム作りをして欲しいと思っています。ベスト16がやっとなのに、ベスト8もベスト4も飛ばして?と思われるかもしれませんが、やはりトップを目指さなければその僅かな差を埋めることは出来ないと思うのです。テニスの錦織くんだって、ゴルフの松山くんだってずっと最初から世界メジャーでの優勝を目指してると思います。徐々にランクを上げて優勝が現実のポジションに来た。今回のアルゼンチンやポルトガル見れば明らかなように、サッカーの方が一人でやるスポーツより個人のパフォーマンス以上に重要なものがあるので、サッカー日本代表だってもう絶対に夢ではないと思うんですよね。
あるゴルフの本で「ゴルフは100切りを目指すとか言っていてはいけない。72のパープレイを目指すスポーツなんだ」と言うのを読んで感銘を受けたことがあります。実際、その本を読んで100を切れなかった人が一気に80台にベストを更新した人を見ましたし、私もお蔭で当時なかなか切れなかった100を切って90台を出すことが出来ました、いきなり72はムリでしたが.... (^_^;) でも実際、人の意識の差っていうのはとても大きいんですよね。
T5Jazz Recordsでリリースするタイトルについても、アーティストの皆さんと最初に目標について話すときはとても高い目標を伝えます。皆さんがどんなふうに受け止めているかはわかりませんが(笑)、でも高い目標を掲げなければ絶対にそこに到達することは出来ません。しかし、そのポテンシャルがあると思って作品をリリースしているわけです。当然、一足飛びに高い目標に届くわけではないので、そこまでの道のりは険しく一歩一歩、亀のような歩みかもしれませんが、それでも少しずつ近づいていけばいつか到達できかもしれない。
目標は高く!
改めてそんな勇気を感じさせてくれた、今日のサッカー日本代表戦でした。サッカー日本代表の皆さん、お疲れさま、そして、ありがとうございます。暑い日が続きますが、寝不足の方もどうぞ体調管理にお気をつけて。
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