PCオーディオとハイレゾの専門誌「デジファイ(DigiFi) No.12」にて、中村善郎/ボサノヴァの歴史をご紹介いただきました。実は今回インタビューを受けたのは、プロデューサーである私、T5Jazz Recordsの清水です。恐縮です(笑)。
インタビューしていただいている中林直樹さん、僕が昔ソニーミュージックで担当していたアーティストの話をしたところ、「当時インタビューしました!」と仰るではありませんか。なんと10年ぶりくらいの再会でした。もちろん記事には掲載されていませんが、ちょっと楽しいひと時でした。
T5JazzのHPにアクセスいただいている方のご覧になっているページで、コンスタントにアクセスの多いページが「ハイレゾの再生方法」。こちらはWebと言うのもあってまずは簡単な方法をご紹介させて頂いているのですが、こういったPCオーディオとハイレゾの専門誌では、更に詳しく自宅でハイレゾを楽しむ方法を解説してくれています。入門者から高級路線まで、どのレベルの方でも楽しめる内容となっていますので、ハイレゾに興味ある方は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
2014年5月30日金曜日
2014年5月29日木曜日
中村善郎/読売新聞でご紹介いただきました
先日の産経新聞に続き、本日は読売新聞でも中村善郎のニュー・アルバム「ボサノヴァの歴史」をご紹介いただきました。
ボサノヴァという音楽と中村善郎が描こうとしている世界観、ボサノヴァに対する姿勢など、筆者ならでは視点も織り交ぜながら、思わず「このアルバム聴いてみたい!」と唸ってしまう素晴らしい記事でご紹介いただいております。
ボサノヴァという音楽と中村善郎が描こうとしている世界観、ボサノヴァに対する姿勢など、筆者ならでは視点も織り交ぜながら、思わず「このアルバム聴いてみたい!」と唸ってしまう素晴らしい記事でご紹介いただいております。
2014年5月23日金曜日
中村善郎/産経新聞でご紹介いただきました
少し遅くなってしまいましたが、ちょうど一週間ほど前の産経新聞に、中村善郎のニュー・アルバム「ボサノヴァの歴史」をご紹介いただきました。
オシャレな音楽としてのボサノヴァだけでなく、奥深い魅力ある世界を感じ取ってほしい、そんなインタビュー記事となっています。ワールドカップ・イヤーの今年、ブラジルの最も幸福だった時代の音楽の一端を、是非ご体感ください!
2014年5月22日木曜日
T5Jazz Records第5弾作品 〜 只今制作中!
T5Jazz Recordsの第5弾作品を制作中です。昨日は、こんな素敵な眺めのスタジオにてミックス作業でした。
音楽作品(最近はCDだけではないので、敢えてこういう書き方にしておきます)の制作には大きく分けて3つの作業工程があります。
まずはレコーディング。その名の通り、ヴォーカルや楽器の音を録音する作業です。昔々モノラルの時代は1本のマイクで録っていた時代もありますが、マルチ・チャンネルで録音できる時代になってから、2チャンネル(ステレオ)や4チャンネルくらいから始まり、アナログ・マルチでは24チャンネルくらいがピークだったでしょうか?その後、デジタルになってからはコンピュータの打ち込みの音楽などでは軽く100チャンネルを超えるような録音もザラのようです。某アイドルグループなんかは、ヴォーカルだけで48チャンネルありますからね(笑)。
次にミックス。マルチ・チャンネルで録った音を、ステレオの2チャンネルにする作業です。録った音を混ぜ合わせていき、左右のバランス、奥行き、強弱など、楽器ごとの音のバランスなどはここで決まります。デジタル全盛の現在は、実はこの工程が一番大変だったりします。多ければ100種類の音を2チャンネルにするわけで(笑)。エンジニアさんはホント凄いです。
最後はマスタリング。ステレオになった音を、最終的に高域から低域までのバランスを整え、アルバム全体としてすべての曲を並べて改めてトータルとしての音量を整え、曲間を決めたり、フェードアウトする曲はタイミングを決めて音を絞ったりします。ハイレゾであればこのまま、最終的なデータまでハイビットのまま音を作りますが、CDの場合はここでハイレゾのデータから16bit/44.1kHzのデータにダウン・コンバートします。
さてT5Jazz Recordsの第5弾作品もマスタリングを残すのみとなりました。今回はこれまでの作品とはまた全然違なる、とても素晴らしい作品が出来上がりそうな予感。是非お楽しみに!僕たちも楽しみです!
2014年5月12日月曜日
Music Unlimited/ベストヒッツJAZZ 第22回はルイ・アームストロング特集!
今回のMusic Unlimited/ベストヒッツJAZZはアーティスト特集#4、ジャズと言う音楽のお父さん的存在のルイ・アームストロング特集。まだ生まれたばかりで集団的民族音楽だったジャズをソリストの芸術に引き上げたのがルイ・アームストロングでした。「私は何かをひけらかそうとしたことはない。いつも良いショウを演りたいと思っていただけだ。私の人生は音楽そのものだった。」- ルイ・アームストロング。本当に素晴らしい人ですね。是非ここでそんな偉大な軌跡の一端を感じ取っていただければと思います。
古い録音はSP時代だったりするとオリジナル・アルバムというものが存在せず、音質を考慮すると最新のマスタリングを施されたベスト盤がベストな音だったりするため、同じベスト盤からのセレクションが多くなったりしていますがご了承ください。
新しい音楽との出会いを!
1. Chimes Blues / King Oliver's Creole Jazz Band
キング・オリヴァーズ・クレオール・ジャズ・バンド名義によるもの。1923年4月6日録音。
2. Cake Walking Babies (From Home) / Clarence William's Blue Five
クラレンス・ウィリアムズ・ブルー・ファイヴ名義によるもの。シドニー・ベシェがソプラノ・サックスを担当。ヴォーカルはエヴァ・テイラー。1925年1月8日録音。
3. Heebie Jeebies / Louis Armstrong and His Hot Five
1925年秋にOkehレーベルと専属契約を結んだルイ・アームストロングが、11月から上記クラレンス・ウィリアムズ・ブルー・ファイヴのイメージで、ルイ・アームストロング・アンド・ヒズ・ホット・ファイヴ名義による録音を始めました。1926年2月26日録音。
4. Potato Head Blues / Louis Armstrong and His Hot Seven
ルイ・アームストロングによるジャズの入門編とも言えるホット・ファイヴとホット・セヴン名義によるレコーディングは、圧倒的にホット・ファイヴによるものが数多いのですが、数少ないホット・セヴン名義による録音が同列に語られる理由は非常にクオリティが高い演奏が多いというものだそうです。1927年5月10日録音。
5. West End Blues / Louis Armstrong and His Hot Five
これは第2期ホット・ファイヴによる演奏。サッチモを除き、全員メンバーが入れ替わっています。1928年6月28日録音。
6. Tight Like This / Louis Armstrong and His Hot Five
同上。1928年12月12日録音。
7. Mahogany Hall Stomp / Louis Armstrong and His Savoy Ballroom Five
当時、レーベル面にはルイ・アームストロング・アンド・ヒズ・サヴォイ・ボールルーム・ファイヴとクレジットされていました。これはホット・ファイヴと別のレコーディング・ユニットではなく、当時シカゴ地域でのセールス向上を狙ったOkehがダンスホールの人気ぶりを見て、意図的にユニット名称を変えたものです。1929年3月5日録音。
8. Ain't Misbehavin' / Louis Armstrong and His Orchestra
偉大なピアニストでありシンガーでもあったファッツ・ウォーラー(1904〜1943)の曲を取り上げたアルバム「サッチ・プレイズ・ファッツ」より。これは、その中でも2人のコンビの代表作とも言える作品。1955年5月3日録音。
古い録音はSP時代だったりするとオリジナル・アルバムというものが存在せず、音質を考慮すると最新のマスタリングを施されたベスト盤がベストな音だったりするため、同じベスト盤からのセレクションが多くなったりしていますがご了承ください。
新しい音楽との出会いを!
1. Chimes Blues / King Oliver's Creole Jazz Band
キング・オリヴァーズ・クレオール・ジャズ・バンド名義によるもの。1923年4月6日録音。
2. Cake Walking Babies (From Home) / Clarence William's Blue Five
クラレンス・ウィリアムズ・ブルー・ファイヴ名義によるもの。シドニー・ベシェがソプラノ・サックスを担当。ヴォーカルはエヴァ・テイラー。1925年1月8日録音。
3. Heebie Jeebies / Louis Armstrong and His Hot Five
1925年秋にOkehレーベルと専属契約を結んだルイ・アームストロングが、11月から上記クラレンス・ウィリアムズ・ブルー・ファイヴのイメージで、ルイ・アームストロング・アンド・ヒズ・ホット・ファイヴ名義による録音を始めました。1926年2月26日録音。
4. Potato Head Blues / Louis Armstrong and His Hot Seven
ルイ・アームストロングによるジャズの入門編とも言えるホット・ファイヴとホット・セヴン名義によるレコーディングは、圧倒的にホット・ファイヴによるものが数多いのですが、数少ないホット・セヴン名義による録音が同列に語られる理由は非常にクオリティが高い演奏が多いというものだそうです。1927年5月10日録音。
5. West End Blues / Louis Armstrong and His Hot Five
これは第2期ホット・ファイヴによる演奏。サッチモを除き、全員メンバーが入れ替わっています。1928年6月28日録音。
6. Tight Like This / Louis Armstrong and His Hot Five
同上。1928年12月12日録音。
7. Mahogany Hall Stomp / Louis Armstrong and His Savoy Ballroom Five
当時、レーベル面にはルイ・アームストロング・アンド・ヒズ・サヴォイ・ボールルーム・ファイヴとクレジットされていました。これはホット・ファイヴと別のレコーディング・ユニットではなく、当時シカゴ地域でのセールス向上を狙ったOkehがダンスホールの人気ぶりを見て、意図的にユニット名称を変えたものです。1929年3月5日録音。
8. Ain't Misbehavin' / Louis Armstrong and His Orchestra
偉大なピアニストでありシンガーでもあったファッツ・ウォーラー(1904〜1943)の曲を取り上げたアルバム「サッチ・プレイズ・ファッツ」より。これは、その中でも2人のコンビの代表作とも言える作品。1955年5月3日録音。
9. (What Did I Do To Be So) Black And Blue (Edited Alternate Version) / Louis Armstrong and His Orchestra
同上「サッチ・プレイズ・ファッツ」より。ファッツ・ウォーラーのスローテンポの曲の中でも、最も素晴らしい曲の一つ。1929年7月22日録音。
同上「サッチ・プレイズ・ファッツ」より。ファッツ・ウォーラーのスローテンポの曲の中でも、最も素晴らしい曲の一つ。1929年7月22日録音。
10. St. Louis Blues (Concerto Grosso) / Louis Armstrong
1956年に制作されたルイ・アームストロングのドキュメンタリー映画「サッチモは世界を廻る」のサウンドトラック盤「サッチモ・ザ・グレイト」より。このオーケストラはレナード・バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルハーモニーの88人によるオーケストラであり、この時2万5千人いたスタジアムの聴衆の中にはこの曲を作曲したW.C.ハンディもいたそうです。演奏が終わった後、感涙しているW.C.ハンディが大きく映し出されるシーンは感動的。1929年12月13日録音。
1956年に制作されたルイ・アームストロングのドキュメンタリー映画「サッチモは世界を廻る」のサウンドトラック盤「サッチモ・ザ・グレイト」より。このオーケストラはレナード・バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルハーモニーの88人によるオーケストラであり、この時2万5千人いたスタジアムの聴衆の中にはこの曲を作曲したW.C.ハンディもいたそうです。演奏が終わった後、感涙しているW.C.ハンディが大きく映し出されるシーンは感動的。1929年12月13日録音。
11. When It's Sleepy Time Down South / Louis Armstrong
同上のアルバムからの曲であるが、録音は1955年10月29日アムステルダム、コンセルトヘボウにおける録音のもので、本来はアルバム「サッチモ大使の旅」と言うアルバムに未収録だったヨーロッパ・ツアーのもの。
同上のアルバムからの曲であるが、録音は1955年10月29日アムステルダム、コンセルトヘボウにおける録音のもので、本来はアルバム「サッチモ大使の旅」と言うアルバムに未収録だったヨーロッパ・ツアーのもの。
12. Lazy River / Louis Armstrong and His Orchestra
1956年12月11日録音。
1956年12月11日録音。
13. Chinatown, My Chinatown / Louis Armstrong and His Orchestra
1931年11月3日録音。
14. Star Dust / Louis Armstrong and His Orchestra
スタンダードとして有名なこの曲は、作曲者でもあるホーギー・カーマイケルがHoagy Carmichael and His Palsと言う名義で1927年に録音されたものがオリジナル。このナンバーは1931年11月4日録音。
15. Shadrack / Louis Armstrong with the Lyn Murray Singers
1938年6月14日録音。
1931年11月3日録音。
14. Star Dust / Louis Armstrong and His Orchestra
スタンダードとして有名なこの曲は、作曲者でもあるホーギー・カーマイケルがHoagy Carmichael and His Palsと言う名義で1927年に録音されたものがオリジナル。このナンバーは1931年11月4日録音。
15. Shadrack / Louis Armstrong with the Lyn Murray Singers
1938年6月14日録音。
16. When The Saints Go Marchin' In / Louis Armstrong and His Orchestra
邦題<聖者の行進>。1938年5月13日録音。
邦題<聖者の行進>。1938年5月13日録音。
17. Marie / Louis Armstrong and the Mills Brothers
1940年4月11日録音。
1940年4月11日録音。
18. Blueberry Hill / Louis Armstrong, vocal with Gordon Jenkins, his orchestra and choir
1949年9月6日録音。
1949年9月6日録音。
19. Can't We Be Friends? / Louis Armstrong & Ella Fitzgerald
ノーマン・グランツによるプロデュース、エラ・フィッツジェラルドとサッチモの共演による名盤「Ella and Louis」より。ビルボードTop200において12位をマーク!1956年8月16日〜1957年9月録音。
ノーマン・グランツによるプロデュース、エラ・フィッツジェラルドとサッチモの共演による名盤「Ella and Louis」より。ビルボードTop200において12位をマーク!1956年8月16日〜1957年9月録音。
20. Solitude / Louis Armstrong & Duke Ellington
こちらは巨匠デューク・エリントンとサッチモの共演。バーニー・ビガード(クラリネット)のソロも素晴らしい。1961年録音。
こちらは巨匠デューク・エリントンとサッチモの共演。バーニー・ビガード(クラリネット)のソロも素晴らしい。1961年録音。
21. That Old Feeling / Louis Armstrong & Oscar Peterson
こちらは「鍵盤の皇帝」とも呼ばれたピアニスト、オスカー・ピーターソンとサッチモの共演。1957年10月14日録音。
22. Mack The Knife / Louis Armstrong and The All-Stars
こちらはきっと皆さんどこかで耳にしたことがあるであろうKurt Weillの名曲<マック・ザ・ナイフ>。1955年9月28日録音。
こちらは「鍵盤の皇帝」とも呼ばれたピアニスト、オスカー・ピーターソンとサッチモの共演。1957年10月14日録音。
22. Mack The Knife / Louis Armstrong and The All-Stars
こちらはきっと皆さんどこかで耳にしたことがあるであろうKurt Weillの名曲<マック・ザ・ナイフ>。1955年9月28日録音。
23. A Fine Romance
これもエラ・フィッツジェラルドとサッチモの再共演によるもの。ハーブ・エリスのギターもスウィングしていてとても楽しい。1957年8月13日録音。
24. Hello, Dolly! / Barbra Streisand & Louis Armstrong
サッチモの1963年録音の<ハロー・ドーリー!>が有名だと思いますが、こちらは1969年公開の同名のミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』サウンドトラックよりバーブラ・ストライザンドとサッチモの共演による録音。サッチモはかなり後ろのほうで出てきます(笑)。
25. What A Wonderful World / Louis Armstrong
ルイ・アームストロングと言えばやはり<この素晴らしき世界>が決定的な名曲ですよね。反戦歌でもあったこの曲は1967年の発売当時は全米で売上が1,000枚にも満たなかった(!)ものの、イギリスではシングル・チャートで1位をマークし、その後は映画でも使われたり数多くのカバー曲が存在します。この曲を書いたのはボブ・シール、コルトレーンのいたインパルス・レーベルを率いていたプロデューサーでもあります。
2014年5月7日水曜日
Hi-Rez Collection on USB
ある打合せでUSBを並べてみたら意外に可愛かったので、これまでT5Jazz RecordsからリリースしたアルバムのUSBを並べて写真にとってみました(もっと早くアップしようと思っていたのに忘れてましてスミマセン)。アルバムの表1(ジャケットの表面)にあるPANTONEチップみたいな部分の色をデザインしてます。
この写真はリリース順に並べてあって、一番手前にあるのが中村善郎の「ボサノヴァの歴史」。現状はいずれも銀座にある山野楽器本店さん、もしくはAmazonのオンライン・ストアのみでのお取り扱いなのですが、昨今のハイレゾ・ブームの影響なのか、それとも中村善郎ファンまたは斎藤千和さんファンがハイレゾに強いのか、CDと同じくらいUSBが売れていまして嬉しい驚きです。いずれのタイトルも、96kHz/24bitのFLAC及び320KbpsのMP3データ、そしてPDFフォーマットのデジタル・ブックレットが収録されております。
どれも完全生産限定盤となりますので、あとで後悔の無いように、ハイレゾにご興味がありましたらお早めに(e-onkyo及びmoraなどの配信サイトでは限定ではありませんww)。今から5年前に発売されたビートルズのハイレゾUSB、発売当時は3万5千円くらいで販売されていたのが、驚きの高値で販売されているようです。
実際、T5Jazz.comのサイトに訪れる方のここ最近の検索キーワード第一位は「ハイレゾ」でした(笑)。
登録:
投稿 (Atom)