コンテンポラリー・ギタリストとして、シーンを牽引してきたロニー・ジョーダンが51歳と言う若さでこの世を去ってしまいました。
実は私はソニーミュージック時代にジャズの制作担当としてN-Coded Music移籍後からリリースされた2タイトル、「At Last」と「After 8」を国内盤担当としてリリースさせていただきました。
移籍直後の「At Last」と言うタイトル通り、実はロニー・ジョーダンはこう言うコンテンポラリーなリラックスしたアルバムが作りたかったんだと語っていて、大ヒット作の「the Antidote」に収録されたマイルス・デイビスの名曲<So What>のカバーで大ファンとなった個人としては微妙な気持ちながら、ロニー・ジョーダンが作りたかった作品の国内盤をリリースできる喜びに心震えたものでした。どちらのアルバムもスムース・ジャズ路線に近づきつつも、ロニー節のギターは健在の好アルバムでした。
また一人、ジャズ・シーンの重要人物が亡くなってしまいました。しかし、ビルボードでも死因がわからないというのも、ちょっと解せないですね。どうぞ安らかに。あの世でも好きなギターを弾きまくって欲しいですね。
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